祈り

知らなかったなぁ。

 

ただただ母に結って貰う前髪の形とか

学校の帰り道に蹴る小石の行方とか

田んぼの水面を吹き抜ける風に持っていかれたお気に入りの絵とか

 

そんなことで一喜一憂して泣いてたあの頃

 

 

こんなにも家族の無事だけを毎日祈る日々が来るとは

 

こんなにも当たり前の平凡な日常が奇跡の繰り返しであることに気付かされるとは

 

そして今日も明日も

私は手を合わせるのです